NTTレゾナントは3月27日、「gooのスマホ」の第7弾として2016年12月より販売開始したSIMフリースマホ「g07」のバージョンアップ版「g07+」を、「OCN モバイル ONE」とセットで販売を開始した。価格は、1万9800円(税別)。月額850円(税抜)で、24回分割払いも可能。
gooのスマホは、2015年4月の発売開始以来、「スマートフォン端末+通信用SIM+アプリ+アフターサポート」をセットとし、「四位一体型手のひらポータルサービス」というコンセプトで展開だ。中でもg07は、2枚のSIMを同時に利用できるデュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)機能と、手軽に購入できる価格帯が評価され、シリーズ最高の反響があったという。
今回発売するg07+では、g07への要望をもとにネットワーク規格CDMA2000に対応し、KDDI(au)のSIMカードも利用できるようになった。
対応する通信方式は、2.1GHz(Band1)、1.8GHz(Band3)、900MHz(Band8)、800MHz(Band19)の4つのLTE。従来のWCDMA800MHz/2.1GHzにも対応しているので、NTTドコモのFOMAエリアに加え、FOMAプラスエリアでも利用可能。さらに、CDMA2000のBC0(800)、BC6(2000)にも対応し、3キャリア(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク)のSIMカードすべてで、DSDS機能が利用可能となった。ただし、auのVoLTEおよびLTEデータ通信には対応していない。
また、同じく要望があった液晶、タッチパネル、カメラ、Eコンパスなどのハードウェア強化、メモ利便性の向上などアプリケーションの強化も行われている。
液晶には、5.5インチの大型液晶(1920×1080dpi)の高解像度のFull HD IPS液晶を搭載。g07よりも消費電力を抑えられ、明るく高精細なIGZO液晶パネルを採用している。さらに、傷への耐久性に優れたDragontrail強化ガラスを採用。タッチパネルの精度も向上し、滑らかなタッチ操作が可能となった。
カメラには、ソニー製のCMOSイメージセンサを採用。メインは1300万画素、フロントには800万画素となっている。g07+では、IRカットフィルターを追加し、より自然で綺麗な撮影効果を実現。メインカメラにはこの他、オートフォーカス機能、HDR機能、フラッシュを標準搭載する。
Eコンパスは、g07よりもさらに精度の高いものを搭載した。
このほか、g07よりもさらに高品質なアルミ加工を施し、さらに高級感のある美しい質感を実現。カラーバリエーションとして、ホワイトパネルと、ブラックパネルの2色をラインアップする。
OSは、Android 6.0(Android7.0 アップデート対応保証)。CPUは、オクタコア/Cortex-A53 1.5GHz×4、 1.0GHz×4(MT6750T)。ROM/RAMは、32Gバイト/3Gバイト。
サイズは、約152mm×75.6mm×7.9mm。重量は、約150g。
同社では、g07+発売を記念し、g07+を2000円割引で購入できる「g07+新発売キャンペーン」を期間限定で開催。さらに、同社が運営する格安スマホ、SIM関連専門ショップ「gooSimseller」にて、g07をSIMカードとセットで、2000円引きの1万7800円(税別)を通常販売価格として提供開始する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス