観光アプリ「ロボてなし」を提供するフューブライト・コミュニケーションズ 代表取締役の居山俊治氏は、「持ち運びができるという特徴を生かし、外国から来られた方に日本でしかできないサービスを提供したいと京急に提案した。実現できてうれしく思っている。ロボットは便利さを追求するだけではない。利用者が特定の地域(東京・神奈川の30カ所)に入ると『一緒に写真を撮りましょう』など、さまざまな提案をする。場合によっては、遠回りになることもあると思うが、ロボホンと一緒に旅をして新たな発見をして、日本での楽しい思い出をたくさんつくってほしい」と語った。
グローバルWiFi羽田空港店カウンターでは、レンタルだけでなく、フィギュアタイプの「プラRoBoHoN」(税別:2800円)など土産用のロボホングッズも購入できる。
メインターゲットは訪日外国人観光客だが、買う前にちょっと試してみたいという日本人向けにも貸し出す。なお、9月末日までのキャンペーンとして、レンタル後に購入すると、ロボホンの機能を楽しむために加入が必要な「ココロプランベーシック」1年分と「キャリングケース」(合計約2万3000円相当)をプレゼントする。
ロボホンレンタル事業とロボホン本体および各種関連商品の販売を担当するのは京急電鉄だ。レンタルするロボホンの前掛けは、京急電鉄の制服デザイン仕様になるという。
京急電鉄 羽田空港国内線ターミナル駅 駅長の市川秀雄氏は、「京急は、京急羽田国際ターミナル、品川から横浜方面、横浜から横須賀方面につなぐ路線。多くの方にご利用いただいている。離発着便の増加により駅の利用率も対前年で10%増加している。京急の電車やバスがあることをアピールし、2度目、3度目の来日者に新たな提案をしていきたい」と語った。
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