米当局は米国行きの一部フライトについて、近々、乗客が電子機器を機内持ち込み手荷物として持ち込むことを禁止する予定だという。
このニュースが明らかになったのは、現地時間3月20日のことだ。ヨルダンの航空会社Royal Jordanian Airlinesが、機内客室への電子機器(携帯電話と医療機器は除く)の持ち込みを乗客に禁止するようにとの命令を「米国の関係省庁」から受けたことをツイートで明かしたことがきっかけだった。このツイートは、その後削除された。
米国土安全保障省が電子メールで航空会社各社に送信した極秘の命令には、カメラやタブレット、電子書籍端末、ノートPCなどの電子機器は受託手荷物の中に入れなければならないと書かれている。
この禁止令は21日より実施される見通しで、中東とアフリカの少なくとも13カ国から出発するフライトが対象となる。
米国土安全保障省の広報担当者は、このセキュリティ予防措置の可能性についてコメントを控えたが、同省は「適切な時期が来れば、最新情報を公表する」と述べた。
航空会社各社は24日までにこの新規則に従うとみられる。
Associated Press は政府関係者の話として、この禁止令が「数週間」にわたって検討されたと伝えている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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