カリフォルニア州のモントレーやサリナスに住んでいる人は、「iPhone」を通じてビッグマックやマックフライポテトを注文できるかもしれない。ファストフード大手のMcDonald'sは米国時間3月15日、カリフォルニア州の29店舗を対象に、注文と決済ができるモバイルアプリのテストを開始した。20日には、さらにワシントン州スポケーンの51店舗にもテストを拡大する予定だ。
注文の手続きは非常に簡単だ。まず、アプリ(現時点では「iOS」版のみ)で注文する。McDonald'sに着いたら、アプリを使ってチェックインし、支払いを済ませると、商品を受け取れる。このアプリは顧客と店舗の距離を追跡するので、商品は直前に用意されることになる。
Reutersが報じているように、McDonald'sはほぼすべての店舗でモバイル注文サービスを利用可能にすることで、Domino's Pizza、Chipotle Mexican Grill、Starbucksなど他のファストフードチェーン大手の仲間入りをしようとしている。McDonald'sの場合、これは米国内の1万4000店舗のほぼすべてと、カナダ、英国、フランス、ドイツ、オーストラリア、中国の約6000店舗を意味する。同社は2017年中にサービス導入を実現したいとしている。
McDonald'sの最高経営責任者(CEO)を務めるSteve Easterbrook氏は、「市場初になるよりも、適切な時期を選んだ方がいい」と述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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