ラジオというと、放送電波を受信する本来のラジオでなく、今やインターネットを介してPCやスマートフォンで聴くストリーミングラジオの方が一般的かもしれない。そんな時代には、現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中の、「Chromecast」などに対応したストリーミングラジオ受信機「Mondo+」が最適だ。
Mondo+は、無線LAN(Wi-Fi)でインターネットに接続し、3万局以上のインターネットラジオ放送を聴取できるデバイス。さらに、Googleのストリーミング技術Chromecastに対応しており、「Google Play Music」「YouTube Music」のほか、「Spotify」「Pandra」などさまざまなストリーミングサービスの音声を流せる。スマートフォンなどからの音声をBluetooth経由で出すこともできる。
Chromecastのマルチルーム機能もサポート。Mondo+同士やほかのChromecast対応デバイスを同じグループに設定しておくと、複数のデバイスから同時に同じ音楽を流せる。
操作は、本体正面に設けられた昔ながらのラジオ風コンソールのほか、付属リモコン、スマートフォン用アプリでできる。さらに、対話型AIアシスタント「Google Assistant」にも対応しており、「Google Home」などを通じて音声コマンドでもMondo+を使える。例えば、「Ok Google, play XYZ to Mondo」と話しかければXYZをストリーミング再生し、「Ok Google, next track」と命令すれば次の曲の頭出しができる。
背面にはUSBポートを備え、USBメモリに保存したMP3やAACなどの音楽ファイルを再生することも可能。AUXジャックに接続したオーディオ機器の音も鳴らせる。逆に、ヘッドホンやほかのオーディオ機器への音声出力もできる。
アラーム機能を備えており、お気に入りのストリーミングラジオ放送で目覚める、といった生活にも便利だ。アラームの設定は、毎日、ウィークデイ、週末など多彩な設定が可能で、曜日によって起床時間が変化する場合にも対応している。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間3月31日まで。目標金額の5万ドルに対し、記事執筆時点(日本時間3月15日18時)で約4万8000ドルの資金を集めている。キャンペーン期間はあと16日ある。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス