経済産業省とIoT推進ラボは3月13日、IoTを活用した優れたプロジェクトを選定・表彰する、第3回「IoT Lab Selection」を開催した。1次・2次審査を通過して最終選考に選ばれた8件のプロジェクトについて、公開プレゼンテーションによる審査を実施し、グランプリ、準グランプリ、審査員特別賞を選定した。
グランプリには、Coaidoの「大切な人が倒れたとき、命が助かる可能性を上げるアプリ」、準グランプリには小林博樹氏(東京大学空間情報科学研究センター)の「野生動物装着センサ網による時空間情報ネットワーク」、審査員特別賞としてKeychainの「ブロックチェーン技術によるIoT認証プラットフォーム構築」が選定された。
受賞した3プロジェクトを含む、ファイナリストに選定された8プロジェクトに対しては、政府関係機関や金融機関、ベンチャーキャピタルなどの支援機関と連携して、資金支援やメンターによる伴走支援、規制・標準化などの支援を実施する。
また、地域のIoTプロジェクトの創出を目的とした「地方版IoT推進ラボ」として、IoTビジネスの創出を支援する地域の取り組みを募集。2016年7月には、第一弾として29の地域を選定。今回、第2回選定地域として、北海道から九州まで新たに24の地域を選定。
選ばれたのは、北海道函館市、宮城県仙台市、秋田県仙北市、埼玉県、千葉県、神奈川県、神奈川県横浜市、神奈川県相模原市、神奈川県横須賀市、神奈川県湘南地域(藤沢市・茅ヶ崎市・寒川町)、新潟県、石川県白山市、福井県鯖江市、愛知県名古屋市、愛知県豊田市、滋賀県、大阪府、山口県、福岡県嘉飯桂地域(飯塚市・嘉麻市・桂川町)、佐賀県、長崎県、長崎県長崎市、大分県、宮崎県となる。
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