手書き+動画メッセージでひと味違う“寄せ書き”を--UXENT、「moovinボード LUGGAGE」

 UXENTは3月10日、送別会シーズンに向け、複数人が撮ったメッセージ動画をひとつにまとめて贈れる色紙「moovinボード(ムービンボード)」の第1弾「moovinボード LUGGAGE(ラゲッジ)」を3月15日に発売すると発表した。

 なお、3月15日の一般販売(雑貨店、小売店)に先駆け、3月10日より東急ハンズ全店および、moovinの公式ウェブサイトにて先行販売を開始する。

 moovinボードは、最大12人がそれぞれで撮影した動画をひとつにまとめて贈れる色紙(メッセージボード)だ。簡単に動画+手書きのメッセージを添えられるのが最大の特長となる。


moovinボード LUGGAGE完成イメージ

 最近では、1枚のボードに寄せ書きをするのではなく、メンバーに小さなメッセージカードを配布して、それらを色紙にシールで貼り付けてまとめるものが増えている。moovinボードも同様に、付属する「メッセージシール」をメンバーに配布する。

付属する「メッセージシール」。切り離してメンバーに配布できる
付属する「メッセージシール」。切り離してメンバーに配布できる

 異なるのは、メッセージシールの裏に個別のQRコードが割り当てられていることだ。QRコードを専用のmoovinアプリで読み取り、動画や写真を組み合わせてスライドショーにしたりしてメッセージを作成する。再び、手書きのメッセージを書いたシールを幹事に戻してもらい、moovinボード本体に貼って完成となる。

裏には、このように番号とQRコードが割り振られている
裏には、このように番号とQRコードが割り振られている

 寄せられた動画は、moovinボード本体に付属するQRコードタグを読み取ると、複数人の動画をまとめて見られるしくみになっている。

 幹事が動画を編集することなく自動的にまとめられるので手間がかからない。動画の作成側は専用のアプリが必要だが、受け取った人は視聴用のQRコードを読み込めば専用のアプリなしに動画を再生できる。

各ボードに1つ、視聴用のQRコードがつく。読み込めば専用のアプリなしに動画を再生できる
各ボードに1つ、視聴用のQRコードがつく。読み込めば専用のアプリなしに動画を再生できる

 なお、メッセージシール裏面には、再生番号が記載されており、アップロードした動画はその番号順に再生される。「社長には1番を配ろう」といったように、メンバー構成を考えて配布するといい。なお、途中の番号で動画がない場合にはスキップされ、後から動画を追加した場合は該当番号位置に自動挿入される仕様だ。全ての動画や素材が集まるまで編集できないといった煩わしさがないのも特徴のひとつ。

 数カ月後をめどに、幹事が動画の順番を変更したり音楽を調整できる「幹事機能」も検討しているという。

しまわれない色紙をつくりたい--カードの平均閲覧回数は30回超え

 UXENT 代表取締役兼CEOの永冨泰高氏は、「一般的な色紙は、もらった後にしまわれてしまうことが多い。2016年にmoovinカードを出してみてわかったのは、それぞれが撮った動画を集めていること。これを“色紙”という形にしたらおもしろいのではないかと思った。moovinカードは、もらった人の平均閲覧回数30回超えていた。これは、思い出として残して見られる映像と、カードという形に残していることが寄与しているのではないか」と背景について語った。

 moovinボードの第一弾として展開する、旅(旅立ち)に欠かせない旅行カバンをモチーフとした「moovinボード LUGGAGE」の製品デザインは、「ラフォーレ原宿」の広告・CMや「BAO BAO ISSEY MIYAKE」のバッグなどを手掛け、既に発売中のmoovinカードNEON・CUTOUTシリーズをデザインした古平正義氏が担当した。

 メッセージシールのイラストは、ラグジュアリーブランドの広告イラストや「Beams」の店内ディスプレイなどを手掛けたPrzemek Sobocki(プシエメク・ソブツキ)氏が担当している。


moovinボードの作り方

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