ロジクールは3月9日、プレゼンテーション時に使用するコントローラ「ロジクール Spotlight(スポットライト)」を3月22日より発売すると発表した。オンラインストア価格は1万2880円(税別)。
カラーはスレートとゴールドがあり、アップルストア専用でシルバーもラインアップする。重さは約49.2g、アルミニウムを使用し、高級感のあるデザインに仕上がっている。
Spotlightは、専用の無償ソフトウェアをPCにインストールすると、プレゼンテーションの資料で注目してもらいたい箇所を拡大表示をしたり、その箇所だけにスポットライトをあてたりできる機能を持つ。これは、プレゼン時によく使われる、赤いレーザーポインタで強調したい時の代わりに使える機能だ。
液晶モニタやディスプレイに照射すると、通常の赤いポインタは見えなくなり、困った経験を持つ人も多いだろう。また緊張すると、ポイントが震えて参加者に緊張が伝わってしまうことがあるが、そういった心配もなくなる。
さらにスクリーン上のカーソルを使ってビデオの再生や一時停止ができるほか、リンクを開いたりとマウスの右クリックに相当することもでき、従来のポインタではできなかった操作が可能になる。またジャイロセンサの搭載により、ビデオ再生の音量をSpotlightをアップダウンさせることで調節できる機能も備える。
対応OSはmacOSとWindows。KeynoteやPowerPoint、PDF、Preziなど主要プレゼンテーションソフトウェアで動作する。タイマーを表示する液晶はないが、持ち時間が終わる5分前に、バイブレーションでまとめに入るタイミングを伝えてくれるほか、終了時間にも再度バイブレーションで知らせてくれる。
1分の充電で約3時間Spotlightを使ったプレゼンテーションができる急速充電機能を備え、1時間のフル充電をすれば約3カ月使用できるという。充電が必要になると、Spotlightのバッテリインジケータが赤で点灯して知らせてくれる。
なお、USBレシーバかBluetoothでPCと接続できる。USBレシーバは、本体に収納できるようになっている。操作するPCから20メートル離れた距離からでも操作できるため、自由に動き回りながらプレゼンテーションが可能だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」