Uberアプリにタダ乗りできる脆弱性があったと判明

Charlie Osborne (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2017年03月07日 11時38分

 Uberの配車アプリに脆弱性が見つかった。これを悪用されていたら、あらゆるユーザーが1セントも払わずに配車を予約できるようになっていた可能性もある。

提供:Screenshot/YouTube
提供:Screenshot/YouTube

 セキュリティ研究者のAnand Prakash氏がブログ記事でこのバグの存在を明らかにした。それによると、攻撃者がこのセキュリティ脆弱性を悪用していれば、自分のUberアカウントから無料で好きなだけ自動車に乗れるようになっていた可能性もあるという。

 問題の脆弱性自体は、かなりシンプルなものだ。ユーザーはUberのアカウントを取得して同アプリをダウンロードし、近くの自動車を見つけて予約する際、支払い方法を指定するか、目的地に到着した後で現金で支払う必要がある。

 しかし、アカウントを作成して、コードを使って無効な支払い方法を指定することで、Prakash氏はUberの許可を得たうえで米国とインドの両方でUberの自動車に無料で乗ることに成功した。

 Uberはこのセキュリティ脆弱性を既に修正済みだ。


この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]