Donald Trump大統領、そして7カ国からの入国を一時的に禁止する大統領令が原因で、配車サービス戦争が偶発している可能性がある。
Uberユーザーにアカウント削除を促すキャンペーンへの支持が拡大する中で、ライバルのLyftの人気が高まっているようだ。米国太平洋時間1月30日午後までに、LyftはAppleの米国向け「App Store」のトップ無料アプリリストで4位に上昇した。TechCrunchによると、28日の時点では、Lyftは39位だったという。Uberは30日午後の時点で13位だ。
Appleは一定期間内にアプリをダウンロードしたユーザー数によって、アプリをランク付けしている。したがって、Lyftの順位上昇は、いわゆる「#DeleteUber」ソーシャルメディアキャンペーンと関連がありそうだ。
Uberの広報に大きく影響した一連の出来事を受けて、先週末、このキャンペーンは勢いを増した。IT業界の重鎮たちがTrump大統領の入国禁止令を痛烈に非難する一方で、Uberの最高経営責任者(CEO)であるTravis Kalanick氏は、軽い批判にしか見えない声明をFacebookに掲載した。さらにUberは、ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港での抗議行動と並行してタクシーのストライキが行われている間、需要が高い時に料金が上がる「Surge Pricing」を取りやめた。このことが、ストライキを破り、デモを利用して利益をあげようとするものと見なされた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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