LINEは3月2日、同社が推進するCSR活動「LINE SMILE+ PROJECT」の一環として、災害時に家族や友人に無事を知らせる「LINE災害連絡サービス」を追加したと発表した。
同社によると、2016年4月に発生した熊本地震の際には、日本国内でのトーク送信数が通常の2倍になるなどLINEでのコミュニケーションが急増する傾向にあった。家族や友人とグループトークによって無事を確認するといった使い方や、電話がつながりづらい際にLINEの無料音声通話を利用されたほか、あるいは人道支援団体や災害医療チームのスタッフが連絡網として活用していたという。
そこでLINEでは、災害などの緊急時に自分の無事を知らせることができ、家族や友人の安否を確認できる「LINE災害連絡サービス」を追加した。大規模な災害発生時に、LINEの公式アカウントのトーク上に「被害があります」「無事です」「災害地域にいません」という3つのボタンを表示。任意のボタンを選ぶことで、タイムライン上で家族・友人に無事や被害状況を知らせることができる。
加えて、東日本大震災から6年の節目にあわせ、被災地の復興を支援するドネーションスタンプ「SMILE東北支援LINEキャラクターズ」を3月2日〜4月4日まで販売。売上金は、東北の復興活動を手がける5団体に等分して寄付される。また、復興を応援する「SMILE写真」を募集するほか、LINEファミリーサービスを通じたさまざまな支援を実施する。
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