正5角形と正6角形を組み合わせた形で、サイズ6×6×6インチ(約15×15×15cm)のサッカーボール風デバイス「MotherBox」が、クラウドファンディングサービス「Indiegogo」に登場した。見ただけで何に使うものか分かるだろうか。
MotherBoxは、スマートフォンをワイヤレス充電できる機器。よく見かけるQi方式のワイヤレス充電だとスマートフォンを充電台の上に置く必要があるのに対し、MotherBoxはある程度離れていても充電できる。スマートフォンを使いながらの充電や、複数スマートフォンの同時充電も可能。
スマートフォンは、充電用のコネクタがLightning、micro USB、USB Type-CのいずれかであればMotherBoxで充電できる。スマートフォンの背面に受電用の薄いシートを置いてジャケット型ケースなどで固定し、ケーブルを充電用コネクタに接続したうえで、専用アプリをインストールするだけで使える。
給電能力は、MotherBoxからの距離によって変わる。具体的には、5インチ(約12.7cm)で10w、10インチ(約25.4cm)で8w、15インチ(約38.1cm)で4w、20インチ(約50.8cm)で2wと、離れるほど弱くなる。
MotherBoxはコンセントに繋いでおく必要があるのに対し、持ち歩いて場所を問わずワイヤレス充電のできる、3.5×3.5×3.5インチ(約8.9×8.9×8.9cm)の小型モデル「MotherBox Mini」も用意されている。給電能力はやや低く、5インチで4wから5w、10インチで1wから2w。
Indiegogoでの目標金額は2万5000ドル。記事執筆時点(日本時間2月17日16時)で約8000ドルの資金を集めている。キャンペーン期間はあと1カ月ある。
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