LinkedIn創設者のReid Hoffman氏と、社会貢献を目的とする投資会社Omidyar Networkは、人工知能(AI)の発展がもたらす重大な影響に対処するための、最新の主要な取り組みに投資する。
この新たな取り組みは、「Ethics and Governance of Artificial Intelligence Fund」(人工知能の倫理とガバナンスのための基金)と呼ばれ、2700万ドルの資金で設立された。この基金は、AIの開発に人間性や社会科学などの規律性をもたらす取り組みに対して資金を援助する予定だ。
Hoffman氏とOmidyar Networkはそれぞれ1000万ドルを投じるほか、Knight Foundationが500万ドルを拠出する。また、ウィリアム・アンド・フローラ・ヒューレット財団とRaptor Group Holdings創設者のJim Pallotta氏がそれぞれ100万ドルを提供する。さらに、MITメディアラボとハーバード大学のバークマンセンターが、学術機関としてこの取り組みに協力する予定だ。
Hoffman氏は声明の中で次のように述べた。「AIが社会に恩恵をもたらし、損害を最少にすることが急務だ。AIによる意思決定は、教育、輸送、医療、刑事司法、経済など、世界のさまざまな面に影響を与える可能性がある。しかし、そのような意思決定を支えるデータやコードは、大部分で目に見えない可能性もある」
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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