Facebookがリビングルームへの進出を図っている。
ソーシャルネットワークのFacebookは米国時間2月14日、「Apple TV」、Amazonの「Fire TV」、「Samsung Smart TV」といったセットトップボックス向けのアプリをリリースすると発表した。
このアプリにより、通常はFacebookで視聴するあらゆる動画がより大きな画面で視聴できるようになる。これには、「Facebook Live」の動画や、友人やブランドがFacebook上にアップロードした動画が含まれる。
Facebookのパートナーシップ担当バイスプレジデントを務めるDan Rose氏が、RecodeのCode Mediaカンファレンスでこれを初めて発表した。アプリは「まもなく」リリースされるという。
Facebookにとって、IT企業とメディア企業の間の境界はますますあいまいになっている。Facebookの最高経営責任者(CEO)を務めるMark Zuckerberg氏は、今は「動画の新しい黄金時代」だと述べていたことがあり、Facebookをユーザーが動画を求めて何度も訪れる場所にしたいと考えている。しかしFacebookは、Facebook上のコンテンツの編集責任をめぐり、難しい問題を抱えてもいる。
同社は、動画の表示方法にその他にもいくつか変更を加えた。
スマートフォンの音量がオンの場合、動画が音声付きで自動再生されるようになった。また、縦長の動画をスマートフォン上で視聴する場合の見栄えも改善されている。縦長動画の撮影を流行させたのはSnapchatであり、それを間接的に認めた形になっている。最後に、ニュースフィードをスクロールする間も画面の隅で動画を視聴し続けることができるようになる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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