ウェブ接客「KARTE」がLINE@に対応--リアル店舗にもアプローチ

 プレイドは2月14日、ウェブ接客プラットフォーム「KARTE(カルテ)」において、LINEが提供する「Official Web App」に対応し、LINE@アカウントを通じた顧客とのコミュニケーションが可能になったと発表した。また、LINE Beaconを活用することで、リアル店舗での行動に基にしたコミュニケーションも可能になるという。

 KARTEは、ウェブサイトに数行のコードを埋め込むだけで、来訪者の特徴や行動をリアルタイムに解析して可視化。個々の来訪者にあわせたメッセージ配信などを可能にするサービス。利用者がサイトから去ってしまう前に、必要な情報を適切なタイミングで自動的に提案できることが特徴だ。2016年3月に「KARTE TALK」を実装し、チャットやSMS、メール、Facebookメッセージ、ブラウザ通知などでのアクションが可能となった。


 LINEが提供するOfficial Web Appは、企業が自社のウェブサービスとLINEアカウントを連携させ、集客・アクション誘導・リピート促進まで、ユーザーの行動をLINEアプリ上で完結させられる仕組み。

 これまでKARTEでは、サイバー・コミュニケーションズと共同で提供するサービス「CLINE by KARTE」により「LINEビジネスコネクト」との連携が可能だったが、Official Web Appに対応したことで、LINE公式アカウント、LINEビジネスコネクト、LINE@(認証済み/プロプラン)のいずれかのアカウントとの連携が可能となった。

 特にLINE@については、月額2万1600円の「プロ」アカウント以上で連携可能で、個別メッセージの配信や、タイムラインへの投稿が無制限(プランによって異なる)で行えるため、規模を問わず導入しやすいとしている。さらに、本来ウェブサイトがLINEに対応するには個別の開発が必要だが、KARTEであればウェブサイトに変更を加えることなく導入できるとのこと(「プロフィール+」を導入する場合は別途開発が必要)。


 LINEアカウントでのやり取りはすべてKARTE上で行うことができ、ユーザーの返信のためにアプリを立ち上げる必要もないという。また、一斉配信だけでなく、一人ひとりにあわせたメッセージ配信や、特徴で絞り込んだグループへの配信にも対応するとした。

 SMSやFacebookメッセンジャーなど、KARTEと連携した他のツールとのやり取りも一元管理できるほか、サイト上でのチャットによる会話の続きを「LINEアカウント」に送ることもできる。

 LINEが新たに提供を開始した「LINE Beacon」端末を活用すれば、リアル店舗とウェブサイトをシームレスに繋げた接客が実現できる。たとえば、リアル店舗に来訪した顧客に対して、リアルタイムにLINEを通じたメッセージを配信したり、ウェブサイト再訪時にリアル店舗で閲覧した商品をレコメンドしたりすることがKARTEを通じて可能になるという。

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