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アップルのクックCEO:偽ニュースは「人々の心を蝕んでいる」

Chris Matyszczyk (Special to CNET News) 翻訳校正: 湯本牧子 吉武稔夫 (ガリレオ)2017年02月13日 11時02分
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 このところ、偽ニュースが大きな話題となっている。

提供:Stephen Lam/Getty Images
提供:Stephen Lam/Getty Images

 偽ニュースが2016年の米大統領選に影響を与え、その責任の一端はFacebookにあると言う人もいる。

 Appleの最高経営責任者(CEO)であるTim Cook氏は、こうした偽ニュースが「ある意味、人々の心を蝕んでいる」と考えている。同氏は、ロンドン訪問中の現地時間2月10日、英紙The Telegraphの取材に応えた。

 Cook氏は、この問題が世界の至る所で深刻化しているとして、すべての人の意識をもっと高める必要があると主張した。

 同氏は、「学校でしっかり教え込む必要があるし、社会でもしっかり教え込む必要がある」と述べて、すべての層に呼びかける「大々的な運動」の必要性を説いた。

 「われわれには現代版の公共広告キャンペーンが必要だ。意志があれば、すぐにできる」(Cook氏)

 また、テクノロジ企業は偽ニュースを一掃するツールを開発する必要があるとCook氏は考えている。

 Cook氏は、偽ニュースと闘う必要性を、地球温暖化に対する意識が世界的に高まった過程に例えた。同氏によると、環境問題について最初に学び、情報を吸収しようとしたのは子供たちだったという。その後、その子供たちが親に何とかするよう求めたというのだ。

 Cook氏は次のように述べている。「ある意味、子供たちは最も教育しやすい。少なくとも一定の年齢に達するまでは、一所懸命に耳を傾けて理解しようとする」

 しかし、公共広告がそれほど簡単に効果を上げるものだろうか。人々は自分が信じたいものを信じ、信じていることに反するものには疑いの目を向けるという傾向が強まっている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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