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探索エリアは地球、GPS対応のBluetoothトラッカー「Ping」--年額36ドルから

 大切な物の紛失を防ぐためには、よくBluetoothトラッカーが使われる。こうした置き忘れ防止タグのなかには、クラウドGPSで遠く離れてしまった迷子や行方不明のペットを探せるものもある。しかし、人工衛星からの信号を利用するGPSと違い、クラウドGPSだと探索できるかどうかは運次第だ。

 そこで、GPSトラッカーでありながら、比較的コンパクトかつバッテリ駆動時間が長いという「Ping」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中。

(出典:Indiegogo)
GPS衛星に対応したBluetoothトラッカー(出典:Ping公式サイト)

 Pingは、Bluetooth、携帯電話ネットワーク、GPSに対応したトラッキングデバイス。Bluetoothによる近距離の探索が可能なほか、GPS衛星など電波で地球上どこでも位置を特定できる。

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地球上どこでも位置を特定できる(出典:Indiegogo)

 大きさは34mm角で、硬貨よりやや大きい程度。GPS対応でありながら、バッテリ駆動時間は最長3カ月という。

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大きさは硬貨よりやや大きい程度(出典:Indiegogo)

 利用するにあたっては、有料サービスの契約が必要。年額36ドルで、米国、カナダ、メキシコを対象とした探索が実行できる。年額10ドルを追加すると、日本を含む157カ国がカバーされる。なお、利用開始1年目に限り、36ドル分の支払いが免除される。

 財布や鞄などの貴重品を守るほか、子どもやペット、自転車、ドローンを探すなど、さまざまな目的に使える。防水性を備えているので、濡れる可能性のある物にも取り付けられる。

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さまざまな目的に使える(出典:Indiegogo)

 さらに、Pingのボタンを押すと、連携しているユーザーに居場所を伝えたり、助けを求めたりする機能も用意されている。

 Indiegogoでの目標金額は5万ドル。記事執筆時点(日本時間2月10日17時)でキャンペーン期間は21日残っているが、すでに目標の8倍を上回る約42万4000ドルの資金を集めている。

ビデオ(出典:Indiegogo)

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