ヤフーは6月9日、Android版「Yahoo!地図」アプリをアップデートしたと発表した。地磁気による屋内位置確認技術を国内で初めて実用化。一部駅構内や地下街での現在地確認とルート案内に対応した。
今回、地磁気を使用して高精度に現在地を把握できるIndoorAtlasの測位技術を採用。新宿駅・渋谷駅・東京駅の屋内・地下街地図情報も搭載することで、屋内のターミナル駅構内でも、目的地までの最適なルート案内ができるようになった。また、iOS/Android版ともに「ルート案内」機能もリニューアル。カーナビのように、現在地に応じて地図や誘導案内が自動で切り替わる機能も提供する。
交差点などの目印となるポイントと次のポイントまでの距離を表示。案内に従って進むだけで迷わず目的地に到着できるようになる。設定したルートを外れた場合や、ルートに含まれる公共交通機関の時刻に遅れそうな場合には、ルートを再検索。ワンタップで最新の状況に適したルートが案内されるという。
今後は、他の大規模駅や大型商業施設などでも、屋内の現在地確認とルート案内機能の提供を目指す予定だ。
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