超小型でありながら、性能と汎用性が高く、応用範囲の広いコンピュータ「Raspberry Pi」用に、またしても興味深い拡張デバイスが登場したので紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中のロボットアーム「MeArm Pi」だ。
MeArm Piは、付属の拡張基板(Hardware Attached on Top:HAT)でRaspberry Piに接続して使うロボットアームの組み立てキット。同梱されているジョイスティックで操作できる。
Raspberry Piの汎用入出力端子GPIOを介してコントロールされ、さまざまなプログラミング言語で制御することが可能。ウェブ経由で制御するためのアプリケーションも用意され、ウェブブラウザ上でScratchやBlocklyなどの環境からドラッグ&ドロップ操作でプログラムが組める。もちろん、PythonやJavaScriptも使える。
キットには必要なものがすべて含まれており、Raspberry Piを用意すれば子どもでも組み立ててすぐに動かせる。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間3月9日まで。開始初日の記事執筆時点(日本時間2月8日17時)でキャンペーン期間は28日残っているが、すでに目標金額1万ポンドを上回る約1万4000ポンドの資金を集めている。
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