オフィスで仕事をしていると、相談や質問、雑談で同僚から頻繁に声をかけられる。そうした会話による作業の中断そのものの時間は1回数分程度で済むが、集中力が途切れたり、直前まで考えていたことを忘れたりするため、ペースを取り戻すまで時間がかかってしまう。ある研究によると、声をかけられてから作業に戻るまで約25分かかるそうだ。
そこで、同僚とよい関係を保ちつつ仕事に集中するためのガジェット「Luxafor」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
Luxaforは、USBやBluetoothを介してPCと連携するLEDインジケータ。青く光っているときは話しかけられても構わない、赤いときは仕事に集中したいので声をかけない、といったルールを決めておけば、職場全体の生産性を高められるという。
仕事への集中度を示す使い方のほか、管理アプリを使って各種通知を表示することにも利用できる。メール受信、Skype着信、アラーム通知などを、好みの色や点滅パターンで知らせられる。自分のPCから離れていても通知内容が判別できるので、すぐ席に戻って対応するかどうか決めることが可能だ。
さらに、Luxaforはポモドーロテクニックを実践するタイマーとしても使える。ポモドーロテクニックとは、1つの作業に25分集中したら5分休憩し、このパターンを繰り返すことで生産性向上を図る一種のライフハック手法。Luxaforを活用することで、手間なくこの作業方法を取り入れられる。
用途に応じて、Luxaforは「Luxafor Mini」「Luxafor Flag」「Luxafor Bluetooth」の3モデル用意される。MiniはPCのUSBポートから少ししかはみ出さないので、ユーザーが自分自身向け通知LEDとして使うのに向いている。Flagは、Miniよりやや大きく、旗のような形をしていて周囲から視認されやすいので、同僚に集中度を伝えたり、離れた場所からの通知確認によいだろう。Bluetoothは無線接続されるので、さらに離れた場所で使える。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間3月13日まで。目標金額の3万3000ドルに対し、記事執筆時点(日本時間2月8日11時)で約3600ドルの資金を集めている。キャンペーン期間はあと33日ある。
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