Uberが、「空飛ぶ自動車」構想を前進させている。「Uber Elevate」として知られるプロジェクトだ。同社はこのほど、米航空宇宙局(NASA)に30年勤めたMark Moore氏を、航空エンジニアリング担当ディレクターに起用した。
Uberは、現時点では独自に空飛ぶ自動車を開発しようとしているわけではないが、この技術とそれを取り巻くエコシステムを発展させることに関心を持っている。2016年秋には、短距離の顧客輸送手段として垂直離着陸(VTOL)技術を検討していることを認めていた。VTOL技術を適用すれば、航空機の空中停止時と離着陸時の騒音とスペースを最小限に抑えることができる。
「それによって、都市や、われわれの働き方や生活が変わる可能性がある」とUberの最高製品責任者であるJeff Holden氏は9月に述べ、このような技術が10年以内に都市部で利用できるようになる可能性があるとしていた。同社は、VTOLに関するホワイトペーパーを10月に発表している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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