Facebookが偽ニュース対策を強化--信頼できる投稿をリアルタイムで判断

Rochelle Garner (CNET News) 翻訳校正: 編集部2017年02月01日 10時50分

 毎月、17億人以上のユーザーがFacebookを利用する。そのため、真実と偽る架空の記事や捏造記事が常に多くの人の目に触れていることになる。

 このことは少なくとも1年前からFacebookで問題になっているが、さまざまなメディアで報じられるようになったのは、2016年の米国大統領選挙がきっかけだった。Facebookで流れている偽のニュースがDonald Trump氏の第45代米国大統領への当選に貢献したと、複数のコメンテーターが主張したからだ。

 Facebookは米国時間1月31日、信頼できるコンテンツを特定する新しい「シグナル」と、投稿がより適切なものであることを推測する新しい方法を開発したと発表した。

 Facebookのリサーチサイエンティストはブログ記事で以下のように説明している。「この機能を実現するため、われわれはFacebookページを分類して、それらがスパムを投稿したり、『いいね!』やコメント、シェアを求めるなどしてフィードを操作しようとしたりしていないかを特定した。その後、これらのページからの投稿を利用して、ほかのページからの投稿が信頼できそうかどうかの特定を常に行うモデルを訓練した。例えば、あるページの投稿が閲覧者によって非表示にされることが多い場合、それはその投稿の信頼性が低いことを示すシグナルだ。われわれが注目する新しいシグナルに基づいて信頼できそうだと判断された投稿は、ユーザーのフィードの上部に表示されることもある」。


提供:CNET

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]