映画館で観客の「Apple Watch」が点灯するのに苛立つことは、今より少なくなるかもしれない。
Appleは米国時間1月30日、「WatchOS 3.2」のベータ版を開発者向けに公開した。いずれApple Watchのユーザー全体に提供される新機能を、開発者たちが活用できるようにするためだ。
なかでも重要な追加は、新しい「シアターモード」と、Apple Watchでサードパーティーアプリがデジタルアシスタント「Siri」と連携できる機能だ。
WatchOS 3.2のシアターモードでは、Apple Watchのサウンドをすばやくミュートでき、また手首を上げても画面が起動しないようにできる。その状態でも、デバイス本体を振動させるハプティクス(触覚フィードバック)などで通知を受けることはできるが、通知内容を見るにはただ手首を上げるのではなく、Apple Watchの画面をタップするか、側面のデジタルクラウンを押す必要がある。
また、Apple Watchに「SiriKit」が搭載されると、ユーザーはApple Watchから配車の予約、テキストメッセージの送信、支払いやそのキャンセルといったことができるようになる。そのほか、ワークアウト、通話、写真検索などのサードパーティーアプリでも、Apple WatchでSiriを利用できるようになるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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