Facebookの仮想現実(VR)チームが新しい統括者を迎え入れた。Xiaomi元幹部のHugo Barra氏だ。
Xiaomiでグローバル事業を統括していたBarra氏は今週、同社を退社してシリコンバレーに戻ると発表していた。同氏は、FacebookのVR担当バイスプレジデントに就任するようだ。
Mark Zuckerberg氏は米国時間1月25日、Facebookの投稿でこの人事を発表し、GoogleとXiaomiでのBarra氏の実績に言及している。
「Hugo(Barra氏)のことは、彼が『Android OS』の開発に携わっていたときに始まり、北京のXiaomiで多数の人々に革新的な端末をもたらしていたこの数年間にいたるまで、長年知っている」とZuckerberg氏は述べた。
Barra氏はGoogleのAndroid製品開発を統括した後、2013年にXiaomiに加わった。Barra氏の在職中に、Xiaomiは中国以外の地域にも事業を拡大していったが、米国市場への進出には慎重な姿勢をとってきた。
「Hugoは、仮想現実と拡張現実(AR)が次の主要なコンピューティングプラットフォームになるという私と同じ考えを共有している」とZuckerberg氏は述べた。「それらはわれわれに、まったく新しい体験を可能にし、かつてないほど創造的なものになるだろう」(Zuckerberg氏)
一方Barra氏は、数カ月中に新しい職務を開始し、「没入型技術の未来を築き上げる」ことを楽しみにしていると述べた。
Barra氏は、「Oculus」チームを含む、FacebookのVR事業全体を統括する予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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