KDDIは1月24日、自宅にいながら健康チェックができるサービス「スマホdeドック」の第2弾となる在宅検査キット「胃がんリスクチェックABC分類」の提供を開始した。
同社によれば、日本人の死因の1位である「がん」の中でも「胃がん」は上位を占めており、死亡者数は年間約5万人を推移しているという。その一方で、近年は早期発見や早期治療により生存率は高まっていると説明する。胃がんの主な要因は「ピロリ菌」感染によるもので、除菌することで胃がんにかかるリスクが低くなるためだ。
今回、新たに提供する「胃がんリスクチェックABC分類」は、採取したわずかな血液を郵送すると、約1週間後にスマートフォンやPCから検査結果を確認できるサービス。ピロリ菌感染による抗体の量(ピロリ菌の有無)と、胃から分泌されるペプシノゲンの量(胃粘膜の萎縮度合い)の2つの要素を分析し、胃がんのかかりやすさのリスクを、A群(リスク低)~D群(リスク高)の4段階で分類して表示する。
このほか、早期に内視鏡検査を受診できるように、「スマホdeドック」マイページで、内視鏡検査が受診できる病院の検索機能の提供も開始した。
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