友だちの口座を知らなくても支払える“割り勘”アプリ「paymo」--元グノシー代表の木村氏が創業

AnyPay代表取締役の木村新司氏(右)
AnyPay代表取締役の木村新司氏(右)

 オンライン決済サービスを提供するAnyPay(エニーペイ)は1月19日、飲み会やランチなどの代金を簡単に“割り勘”できる決済アプリ「paymo(ペイモ)」を公開した。当初は、モバイル決済利用率の高い20~30代の社会人をターゲットにし、公開から1年で700万ダウンロードを目指す。

 paymoは、友人や仕事仲間との飲み会や食事会、ランチ、女子会といった、数人で集まって飲食代を支払う際に利用できる割り勘アプリ。請求された相手の銀行口座を知らなくても、メッセージやスタンプなどを添えてクレジットカードで簡単に支払えることが特徴。支払われた金額は、そのままpaymo内で利用でき、自分の銀行口座へ振込むこともできる。同社では当面はユーザーの獲得に注力するため、決済手数料は無料で提供する。

  • paymoのホーム画面では過去のやり取りを閲覧できる

  • 友だちに請求リクエストを送った画面

  • 支払方法を選んで請求者に支払う

 ユーザーはアプリをダウンロードし、Facebookアカウントまたはメールアドレスを登録。さらに姓名やユーザーID、パスワードなどを記入してpaymoのアカウントを取得する。ホーム画面では、チャット形式のユーザーインターフェースで、過去のやり取りをさかのぼることができ、右下にあるボタンを選んで「請求する」か「支払う」のどちらかを選ぶ。

 請求する場合は、金額と撮影したレシートの写真、コメントやスタンプを入れて、請求したい相手を選んで送信する。過去にやり取りがない友だちには直接URLを送ったり、QRコードを提示したりして請求することも可能。請求を受け取った相手は、「ポイント」「My残高」「クレジットカード」から方法を選んで支払う。My残高は、他の支払いで受け取った金額の残高のことで、これとクレジットカードを組み合わせて支払うことも可能だ。

請求までの利用イメージ
請求までの利用イメージ
支払いまでの利用イメージ
支払いまでの利用イメージ

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