ドワンゴは、4月29日と30日に幕張メッセにて開催する大型イベント「ニコニコ超会議2017」において、歌舞伎役者とボーカロイドキャラクターが共演する「超歌舞伎」を、2016年に引き続き実施すると発表した。
超歌舞伎は2016年に開催された「ニコニコ超会議2016」で初上演。中村獅童さんと初音ミクが出演し、ボーカロイド楽曲「千本桜」と、歌舞伎の代表的な演目のひとつである「義経千本桜」がコラボレーションした新作歌舞伎「今昔饗宴千本桜(はなくらべせんぼんざくら)」を上演した。
今回も、中村さんと初音ミクの共演により公演を実施。花街(くるわ)を舞台に、中村さんと花魁に扮(ふん)したミクとの恋物語が描かれる完全新作としている。なお、前回の超歌舞伎ではNTTのイマーシブテレプレゼンス技術「kirari!」を使用した演出が行われたが、今回もNTTが技術提供を行い、最新技術を用いた舞台になるとしている。
公演は1日2回、計4公演を実施予定。演目は来場者であれば無料で観劇できるほか、今回から新たに会場の一部に特典付きの有料席を設け、抽選販売を行うとしている。
ニコニコ超会議2017ではこのほか、前回のニコニコ超会議2016では実施されなかった「大相撲超会議場所」が再び開催することを発表。幕内力士、十両力士・親方・裏方など総勢250名以上が参加するという。また、新企画として「全国高等専門学校ロボットコンテスト」(高専ロボコン)をテーマとする「超ロボコンエリア」が登場。過去の全国大会に進出した名作ロボットが展示されるほか、来場者はロボットと一緒に縄跳びや輪投げに挑戦することもできるという。
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