NECパーソナルコンピュータは1月17日、個人向けのデスクトップPC「LAVIE Desk All-in-One」、ノートPC「LAVIE Note Standard」の全27モデルを発表した。1月19日より販売を開始する。
LAVIE Desk All-in-Oneは、最上位機種DA970/GAB(市場想定価格:25万4800円前後)を始め、ラインアップのデザインを一新。従来から定評のあるという専用設計のスピーカ「YAMAHAサウンドシステム」も刷新し、DA970/GABおよび、DA770シリーズ(同:23万4800円前後)では、CDを上回る音質のハイレゾ音源に対応した3Wスピーカとツイーター(ヤマハと共同開発)を搭載。スピーカ内蔵PCで世界初となる日本オーディオ協会が提唱するハイレゾ基準に対応したPCになっている。
なお、筐体設計の段階からヤマハ側の技術者と協議し、スピーカーユニットをフロントでなく下面に向けて配置。これにより最適なサウンドを実現しただけでなく、前モデルと比べて約7%も正面比率を縮小できたという。さらに、狭額縁デザインと相まって、23.8型のPCであることを意識させないスマートなデザインに仕上がっているという。
また、DA970/GABには従来から定評のあるという4番組同時録画が可能なTVチューナー機能を搭載。高精細な4Kディスプレイなど、テレビ、録画機、Blu-rayプレーヤー、オーディオ、そしてPCと、自室内のエンターテインメント機能を1台で担えるオールインワンモデルになっている。
LAVIE Note Standardについては、上位機種のNS750/GAシリーズ(同:21万9800円前後)に、新色のクリスタルグリーンを新たに用意した。NS750/GAシリーズには、ノートモデル専用に設計されたスピーカ「YAMAHAサウンドシステム」が搭載されており、コンパクトなノートPCでありながら、自室のオーディオとして本格的なサウンドを楽しめる。
ミドルレンジモデルNS350/GAシリーズ(同:16万9800円前後)では、シリーズ初となるフルHD液晶を搭載した。
その他の強化点として、NECオリジナルアプリ「インフォボード」の新機能として、URLや写真・動画ファイルをPCとスマートフォンの間で交換できる「インフォボードコネクト」を全モデルに搭載。今見ているウェブページのURLをブラウザでコピーするだけで、あらかじめ登録されたホームネットワーク内にあるスマートフォン・タブレットにURLが自動的に送信されるほか、写真や動画も共有できるようになる。
また、NECオリジナルの動画視聴アプリ「LAVIEチャンネル」のデザインを刷新し、全モデルに搭載した。各コンテンツプロバイダー(YouTube、ニコニコ動画、GYAO、Dailymotion)を横断してキーワードによる検索が可能になるほか、検索したキーワードをチャンネル登録して、繰り返し視聴する場合の使いやすさを改善している。
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