ゲーミングPCやゲーム用アクセサリで絶大な人気を誇るRazer。同社が1月5日に発表したノートPCのプロトタイプ機がCESの会場で盗難にあったと、同社CEOのミン-リャン・タン氏がFacebook上で公表した。
このプロトタイプ機は、17.3インチの4K液晶パネル(IGZO)を3枚搭載したモンスターノートPC「Project Valerie」と呼ばれるもので、2台の試作機が盗まれたという。Project Valerie は、通常のノートPCと同じフットプリントながら、3枚の液晶パネルが重なるように収納されており、使用時は電動でディスプレイが左右に展開。ノートPCながらトータル12Kのサラウンドスクリーンを実現する。
GPUにはGeForce GTX 1080を搭載し、「NVIDIA Surround View」をネイティブでサポート。 11520×2160ピクセルという広大な解像度を生かし、ゲームのほか映像編集といったクリエイティブユースでの有用性もアピールしている。
タン氏によると、CES最終日の1月8日午後4時ごろにRazerのプレスルームから本体が持ち出されたとしており、容疑者の身元確認や逮捕につながるような情報に対し、報酬として2万5000ドルを支払うとしている。
同氏は、産業スパイの可能性も指摘している。もしそうであれば、フェアプレーを心掛けているRazerとしてチート行為は許されるべきではないと強く批判している。
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