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2017年のアップルは?予測される変化と変わらぬ部分--Appleニュース一気読み

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 2016年12月27日~2017年1月2日のAppleに関連するCNET Japanのニュースをまとめた「今週のAppleニュース一気読み」。

アップルの2016年を振り返る-「iPhone」失速からトランプ騒動まで
アップルの2016年を振り返る-「iPhone」失速からトランプ騒動まで

 あけましておめでとうございます。本年も、Appleニュース一気読みを毎週お届けしていくことができるよう、努めて参ります。

 さて、2011年から2016年までのAppleは、米国におけるスマートフォンへの主要ネットデバイスの移行と、中国でのハイエンドスマートフォン市場の爆発的な拡大という2つの要素に助けられ、収益面でも存在面でもこれまでにない地位を確立してきた5年間だった。

 これからの5年間がどうなるのか。2017年は、重要な注目すべき1年となる。

 世界情勢は、中国経済の先行き不安、米国の利上げとトランプ政権への移行、そしてシリア情勢、欧州でのイスラム国のテロ活動の激化など、不透明感が高まった状態からのスタートだ。またスマートフォン市場は、中国メーカーの台頭、Samsung GALAXY Note 7の販売停止、Googleが独自のPixelスマートフォンをリリースするなど変化が生じている。

 そうした変化が大きな中、Appleが細かい変化に自社の方針を合わせていくことは当面ないと考えている。若干後ろ向きな考え方かもしれないが、Appleがイノベーションや商戦のタイミングを遅らせるという「時間の消耗戦」を仕掛けたら、利益が上がっていないAndroidスマートフォンメーカーにとって不利になるだけだからだ。

 その一方で、Appleは絶好調だった2015年度と低調だった2016年度の「調整」を2017年に行っていくことが考えられる。すなわち、iPhoneやiPadの春先のタイミングでのテコ入れ、Intelが年明けにリリースした最新「Kaby Lake」を搭載するiMac、MacPro、MacBookといった製品群のリリースなどを仕掛けていくことになるだろう。

 そして2017年はiPhoneを全面刷新するには絶好のタイミングだ。10周年であると同時に、スマートフォンの買い換え周期が2年から3年へと長期化している中で、iPhoneのフルモデルチェンジも2年から3年へと変更できるからだ。

 製品ラインを含む現状の方向性を維持しながら、ウェアラブル、AR/VR、人工知能、スマートホーム、コネクテッドカーといった、まだ方向性が確定していない領域を決定づけていくポジションを確保していく。そんな2017年のAppleの戦略を見ていくことになるだろう。

 また、Appleを含むテクノロジ企業を取り巻くさまざまな環境に関しても、より注意深く追いかけていきたい。グローバル企業と国家や税の問題、セキュリティ、アプリのエコシステム、地球環境問題、多様性の問題などについては、引き続き、Appleがシリコンバレーを牽引する存在になっていくことが期待される。

アップルの2016年を振り返る--「iPhone」失速からトランプ騒動まで(12/27)

人工知能の人材確保に向け、論文を発表

 Appleの秘密主義は製品発表から研究開発に至るまで徹底されている。しかし11月15日に、同社として初めて、人工知能に関する論文を発表した。

 もちろん、だからといって同社がさまざまなことをオープンにしていくとは思わないが、Appleがある種、アカデミックの世界での非常にスタンダードなアプローチ、すなわち研究成果を論文という形で発表して、他の研究者の興味を引くという方法を取り始めた点で興味深い変化だ。

 ちなみに、同社が発表した論文は、画像認識のアルゴリズムについて、実際の画像ではなくコンピュータが生成した画像を用いて学習を行っていく手法だ。

 Appleはユーザーのデータを端末外に持ち出さないというポリシーをたびたび訴えている。これは企業ユーザーに対して安全性をアピールする上でも重要だ。しかし、機械学習にとって、実際にユーザーが用いているデータを利用できるかどうかは、学習速度や精度、効率性に影響が出てくる。

 それができないポリシーの下で、いかにアルゴリズムを磨くかという手法が、この論文の中身といえる。

アップル、AIに関する論文を初めて発表--秘密主義を返上?(12/28)

Apple Payを使うためのクレジットカード選び

 日本で10月25日にスタートしたiPhone/Apple Watchを用いたモバイル決済、Apple Pay。2014年10月から米国で使用してきた筆者が2カ月の東京滞在で体験したが、全国の改札で利用できるSuicaの存在、そしてコンビニからタクシーにまで張り巡らされたSuica/iD/QUICPayの決済端末の存在から、「世界最高のApple Pay体験が日本にある」と断言できる。

 記事では、Apple Payに有利なクレジットカード選びについて紹介されている。やはり有利なのは、自分で使っているキャリアが発行しているクレジットカードを選ぶ、という点だろう。ポイント還元率やSuicaのオートチャージの利便性なども考えながら、選んでみると良いだろう。

Apple Payに登録するクレジットカードの選び方--“トクと便利”を両立する方法は?(12/30)

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