時刻の概念と生活習慣を身に付けさせられる、実用的な子ども向けスマートウォッチ「Octopus」を以前紹介した。ポップな色やスケジュールを伝えるアイコンなどが可愛らしく、大人も使いたくなるデザインだった。
今回は、さらにGPSや3G通信といった機能まで搭載した子ども用スマートウォッチ「POMO Waffle」を取り上げる。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
POMO Waffleは、Octopus同様、子どもに責任感や独立心を抱かせつつ、創造性をはぐくむよう意図されたウェアラブルデバイス。さらに、GPSと3Gに対応したことで、保護者が安心して子どもを見守るツールとしても役立つ。
時刻やスケジュール通知などはアイコンで表示されるので、小さな子どもでも理解し、時計の使い方を自然と学んでいける。スマートフォンとBluetoothで連携し、スケジュールやアラームを管理できる。子どもは起床や就寝のタイミングが通知され、自ら行動するようになる。
子どもを離れた場所から見守れるようにするため、子どもの居場所を調べたり、特定のエリアから出たことを確認したりする保護者向け機能が用意されている。子ども向けには、自宅などまでナビゲーションする機能や、助けを呼ぶ機能がある。さらに、POMO Waffleは腕から外されていたり、バッテリ残量が少なくなったりすると、保護者に通知してくれる。
マイクとスピーカによる音声通話も可能で、3軸加速度センサ、光センサ、無線LAN(Wi-Fi)などを活用した機能も使える。アプリストア「POMO Store」からアプリをインストールして、機能拡張もできる。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間2017年1月7日まで。記事執筆時点(日本時間12月27日10時)でキャンペーン期間は10日残っているが、すでに目標金額3万ドルの2倍を上回る約6万9000ドルの資金を集めている。
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