イーロン・マスク氏、地下トンネル事業に進出?

Chris Matyszczyk (Special to CNET News) 翻訳校正: 中村智恵子 吉武稔夫 (ガリレオ)2016年12月20日 11時40分

 米国時間12月17日早朝、TeslaおよびSpaceXの最高経営責任者(CEO)Elon Musk氏はTwitterで「渋滞にイライラ。トンネル掘削機を作って、すぐにでも穴を掘り始めてやる……」と不満を漏らした

 それから1時間ほど経って、今度は「社名は『The Boring Company』がいいな」とつぶやいた(boringには「掘削」という意味がある)。いいかどうかは知らないが、Boring Companyという会社はもうラスベガスにある。

 Musk氏の勢いは止まらず、引き続き「掘削、やってやるぞ」とつぶやいている

 そして午前7時17分には「本当にやろうと思う」というツイートがある。

 当然のことながら、筆者はMusk氏、TeslaおよびSpaceXに連絡し、同氏が本当に掘削事業を始めようとしているのかを尋ねたが、現時点で回答はない。

 最初に聞いたときはどれだけ面白いものに思えても、このアイデアには規制上の問題や科学的な問題が多少ありそうだと考える人もいるだろう。

 しかし、Musk氏は次世代交通システム「Hyperloop」を構想した人物であり、世の中の大勢や常識と戦うことに慣れている。また、次期米大統領となった名高い不動産王のアドバイザーにも任命された。

 この「掘削」というアイデアが、米国の新たなインフラプログラムの一環となることがありえるのだろうか?

 もちろん、Musk氏は少しふざけているだけだとも考えられる。

 しかし、同氏の新しいTwitterの自己紹介文に目がとまった。「Tesla、SpaceX、Tunnels(そうトンネル)そしてOpenAI」と書かれている。

 なんとトンネルがOpenAIよりも前にあるのだ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]