Appleは10月にワイヤレスヘッドホン「AirPods」の発売を延期したが、その理由や新たな発売予定日は一切明らかにしなかった。
The Wall Street Journal(WSJ)の情報筋によれば、AirPodsの発売延期は技術的な理由によるもので、Appleは現在、接続の切断を減らすため、AirPodsの両方のイヤーピースが信号を同時に受信できるようにする作業を行っているという。
AirPodsの開発に詳しいある人物はWSJに対して、「Appleは音のひずみを防止するため、両方のイヤーピースがオーディオ信号を同時に受信できるようにする必要がある」と述べた。さらにこの人物によると、Appleは「ユーザーがイヤーピースの1つを紛失した場合や、バッテリが切れた場合の問題を解決」しなければならないという。
AirPodsは、両方のイヤーバッドと通信するAppleのプロプライエタリなチップを使って、オーディオをストリームする。ほかのワイヤレスヘッドホンはBluetoothオーディオを1つのイヤーバッドに送信し、そこからもう1つのイヤーバッドに信号を送る。
また、複数の情報筋がブロガーのJohn Gruber氏に伝えたところによると、AppleはAirPodsの大量生産に関して、さまざまな問題に直面しているという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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