VOYAGE GROUPは12月6日、EC領域における取り組みを強化するため、イオングループで家事代行サービス「カジタク」を展開するカジタクと業務提携したことを発表した。これにともない12月8日付けで、VOYAGE GROUP100%子会社で、同事業を運営する「VOYAGE NEXUS」を設立する。資本金は5000万円。
今回の提携により、カジタクは家事代行サービスの商品開発とサービス運営、小売店を通じたパッケージ販売に集中し、VOYAGE NEXUSは家事代行サービスにおけるサービススタッフ向けのシステム開発を担う。また、VOYAGE NEXUSでは、カジタクが運営する家事代行サービスと、ユーザー向け「会員マイページ」機能を強化。スマホ対応やアプリ化などを進め、インターネットを活用した販売強化に取り組むという。
さらに、VOYAGE GROUPが運営するポイントサイト「ECナビ」やポイント交換プラットフォーム「PeX」などの、30~40代の女性を中心とした約835万人のユーザー基盤を、家事代行サービスのプロモーションやマーケティングに活用するとしている。まずは、2017年半ばまでに家事代行サービスのカジタクと会員マイページをリニューアルし、その後、本格的なプロモーションを開始する予定。
VOYAGE GROUPでは、現在、アドプラットフォーム事業とポイントメディア事業を主力事業として展開。新たな事業の創出を目指すインキュベーション事業では、「HR領域」「EC領域」「FinTech領域」を強化領域としている。
EC領域においては、100%子会社のゼノシスが、定期購入型の通販化粧品の企画・販売を行っており、さらなるEC領域の強化に向け、強い商品力を持つ企業との協業を模索していたという。一方のカジタクは、実店舗を中心に販売を伸ばし、インターネット領域への取り組み強化を検討していたことから、今回の提携にいたったという。
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