人工知能の研究を行う非営利団体OpenAIは、家庭用ロボットを普及させたいと考えている。Google出身のIlya Sutskever氏、最高技術責任者(CTO)のGreg Brockman氏、同社共同会長のSam Altman氏とElon Musk氏(SpaceXとTeslaの最高経営責任者として有名)の名で掲載されたブログ投稿「OpenAI technical goals(OpenAIの技術目標)」の中で、OpenAIは家事をこなすロボットの開発に取り組んでいることを発表した。
ただし、OpenAIはロボット自体を製造するわけではない。同社が目指しているのは、ほかの企業が製造した市販のロボットを利用して、命令への対応と家事完遂の能力を備えた汎用ロボットを作り出せるだけの高度な学習アルゴリズムを開発することだ。
今回の投稿では、OpenAIのほかの目標も詳細に説明している。それには人工知能開発の進捗を測定する方法や、自然言語を理解できるマシンの開発、囲碁などの高度なゲームをプレイできるGoogleの「DeepMind」のようなAIの開発が含まれる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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