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Uber、人工知能の研究部門「Uber AI Labs」を新設へ

Natalie Gagliordi (ZDNet.com) 翻訳校正: 中村智恵子 高橋朋子 (ガリレオ)2016年12月06日 10時54分
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 Uberは、ニューヨークに拠点を置くGeometric Intelligenceを買収し、すでに十分野心的な技術開発戦略をさらに強化するかまえだ。配車サービスのUberは、人工知能(AI)を手がけるこの新興企業をベースにして、サンフランシスコに新たな研究部門Uber AI Labsを設立する。

 Uberのブログ記事によると、新しいAI Labsは「最先端の人工知能および機械学習の研究」に注力し、Geometric Intelligenceの15人の従業員が初期の中心メンバーになるという。

 Uber AI Labsは、ピッツバーグにあるUberのAdvanced Technologies Center(ATC)と共同で研究を行う。ATCでは、エンジニアや研究者がUberの自動運転車両プロジェクトを推進している。

ピッツバーグの路上を走るUberの自動運転車
ピッツバーグの路上を走るUberの自動運転車

 新しいAI Labsが今後、自動運転車のコンピューティング上の課題に取り組む可能性もあるが、同部門が目指すのはAI技術をより広範囲に拡大するための研究だ。

 また、大規模なAIネットワークを訓練して自ら学習させ、能力を高めさせる技術である機械学習は、すでにUberではドライバーにルートを提示する、需要と供給に対応する、相乗りサービス「uberPOOL」のための予測を行うなどの形で利用されている。

 Uberの今回の買収は、自動運転トラックを手がける新興企業Ottoを8月に買収したことに続くものだ。この2件の買収からは、Uberが新時代の洗練された技術によってオールラウンド型の輸送企業を目指していることがうかがえる。Uberは現在、ギグ・エコノミー(非正規雇用によって成り立つ経済)で働くドライバーらが配車サービスを提供するマーケットプレイスとなることに注力しているが、将来的にはGoogleやApple、Microsoftに近い企業になるのかもしれない。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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