カゴメとFiNCは12月5日、ウェルネス経営の推進と健康寿命の延伸を目指し、業務提携契約を締結したと発表した。FiNCの法人向けウェルネス経営サービス「FiNC for Business」を利用する企業向けに、カゴメの管理栄養士などによる「ウェルネス経営食育イベント」を提供する。
ウェルネス経営食育イベントでは、セミナー、料理教室、農体験などを通して、野菜の栄養や効能を色で学び、グループワークなどで正しい食事の知識を身につけることで、従業員の健康に対する知識の向上を促す。また、FiNC for Businessで提供している従業員向け健康増進アプリ「FiNC@work」によって、セミナー開催後も継続して従業員の健康を増進するとしている。
さらに、自治体を対象に、カゴメ管理栄養士などが、家族や高齢者などの参加者に応じた食育セミナーや健康料理教室を開催。受講者には、健康増進をサポートするFiNCの自治体向け健康増進アプリを提供する。自治体は、同アプリの起動率やパーソナルデータ、定期的に配信される生活習慣アンケートを測定することで、同セミナーにおける効果検証ができるという。
両社では、ヘルスケア商品を共同開発し、ウェルネス・ヘルスケア商品に特化したECサイト「FiNCモール」での提供を検討しているという。利用者の悩みや体質に合わせて最適な商品を提案するために、カゴメの長年の研究結果を活用したコンテンツなどのサービス提供も検討するという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」