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シャープが高齢者支援の実証実験--見守りから水なし自動調理鍋を使った食のサポートも

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 シャープは12月1日、島根県鹿足郡津和野町と共同で高齢者の見守り、買い物や健康的な食生活をサポートする実証実験を開始すると発表した。対象者は、津和野町在住の高齢者(65歳以上の単身者または、夫婦を中心とした世帯)50世帯。期間は2016年12月6日~2017年2月28日。

 津和野町は、町内における65歳以上の人口比率が45.7%と全国平均の27.1%を大きく上回っており、高齢者が健康的に自立した生活を送ることができるまちづくりが喫緊の課題となっていた。そこで、対象者にシャープの商品やソリューションを活用した「見守りサービス」「買い物支援サービス」「食生活サポートサービス」を提供し、高齢者の暮らしをサポートする。

 見守りサービスは、実験協力世帯のテレビの使用状況をクラウドでモニタリング。その日初めてテレビの電源を入れたタイミングや24時間操作がない場合などに、あらかじめ登録した親族のメールアドレスに状況を通知する。

 買い物支援サービスは、クラウド型ウェブ会議システム「TeleOffice」を応用し、テレビ画面に映るオペレーターを通じて食材などの注文が行えるサービス。電話やFAX、メールでの発注にも対応する。また、注文した商品は、宅配便で翌日届けられる。

 食生活サポートサービスは、下ごしらえをした食材と調味料を入れるだけで、水を使わずに調理できる水なし自動調理鍋「ヘルシオホットクック」を高齢者世帯や公民館に配布。さらに、簡単に調理ができる食材パックを地元事業者が開発・提供し、食生活をサポートするという。

 シャープと津和野町は、この実験を通して、高齢者が健康的に生活を送ることができるサービスの構築、家族や地域が無理なく高齢者を支える仕組みづくりを目指す。

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