HAROiDは12月1日、BSジャパン、バスキュール、KDDIと、日中や街の夜空では見るのが難しい流星をより多くの人々に楽しんでもらうことを目的とした「流星放送局プロジェクト」を12月1月から15日まで実施すると発表した。
同プロジェクトでは、検知した流星の情報をスマートフォンやテレビへとリアルタイム通知し、流星×スマホ×テレビが連動した、全く新しい流星体験の提供を目指す。
具体的には、12月1日から12月15日まで、スマートフォンを空にかざすと、流星を体感できるウェブサイト「流星放送局」を開局。利用者は、日本中域の上空に出現した流星を、スマートフォンやテレビを通じてリアルタイムに把握でき、スマートフォンを空にかざすことで、河口湖の星空のLive映像と共に流星が体感できるようになる。
また、ウェブサイト上では、期間中に流星を発見したり、願いを投稿するなどの流星と連動した企画に参加したりできる。なお、HAROiDが発行・運営するテレビ共通ポイント「CHARiNポイント」が獲得でき、同ポイントを利用して、番組への参加や特別なプレゼントへの応募も可能だ。
さらに、「ふたご座流星群」のピークに近い12月13日20時より、特別番組「流星放送局~ふたご座流星群LIVE~」をBSジャパンで生放送する。同番組では、河口湖ステラシアターから流星放送局ウェブサイトで集まった利用者の願いを、星をテーマにした楽曲にのせて放送するという。
流星検知システム「Meteor Broadcaster」によると、ここまでの観測状況では、1時間におよそ5~7個の流星を検知しているが、ふたご座流星群当日は通常時の5~10倍程度の流星を検知できると予測。生放送の間、流星を検知するたびに番組テロップで通知すると同時に、番組の画面上に視聴者から投稿された願いごとが、流星のように降り注ぐという今までにない映像体験と流星体験ができるとしている。
MeteorBroadcasterは、電波でとらえた流星をリアルタイムで通知するシステム。バスキュールが渋谷・多摩・福島に設置した受信局とMeteorBroadcasterを用いることで、日本中域の上空に出現した流星を検知するとともに、スマートフォンやテレビへのリアルタイム通知を実現した。これにより、事前に集めた願いを流星に届けるなど、流星をトリガーにした各種コミュニケーションコンテンツの提供が可能になったという。
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