Googleは、子ども向け「YouTube」アプリ「YouTube Kids」のペアレンタルコントロール機能を拡充した。新たなコントロール機能は、米国などで利用可能になっている。
GoogleがYouTube Kidsをリリースしたのは2015年2月。累計ダウンロード数は数千万回に達し、iOS版を配信しているApp Storeでは上位5位に入り続けており、Android版のGoogle Playでは4+の評価を得ている。
ただし、保護者からは視聴可能なコンテンツをもっと管理したいという希望が寄せられているほか、複数の権利擁護団体がYouTube Kidsアプリに対する苦情を米連邦取引委員会(FTC)へ申し立てた。
こうした状況に対応し、GoogleはYouTube Kidsのペアレンタルコントロール機能を強化した。アプリにサインインして、特定のビデオやチャンネルをブロックできるようにしたのだ。ブロックするかどうかは、各ビデオまたはチャンネルの脇に表示される3点メニューから指定する。
YouTube Kidsで視聴ブロックされたビデオとチャンネルは、ほかのデバイスからアクセスしても見られない状態になる。
なお、新しいペアレンタルコントロール機能が利用可能な国は、米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、アルゼンチン、コロンビア、メキシコ、チリ、ペルー、ブラジル、ナイジェリア、ケニア、南アフリカ、ガーナ、ウガンダ、ジンバブエ、タンザニア、マレーシア、フィリピン、インド、シンガポール。現時点で、YouTube Kidsは日本向けに提供されていない。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス