ちょっとしたアクセサリを自作したり、壊れたガジェットを修理したりするのに3Dプリンタがあると便利だ。しかし、その程度の使用目的だと、あれだけ大きな機械を部屋に置くと邪魔になるので、導入に踏み切れない。
そこで、手のひらサイズの超小型3Dプリンタ「PocketMaker」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中。
PocketMakerは、手のひらに載せられるほど小さく、重さが約850gしかない3Dプリンタ。造形可能サイズは最大で80mm角の立方体と大きくないが、精度は0.2mmあるので、簡単な制作や試作には十分使えるだろう。
WindowsおよびmacOSのPCに対応しているほか、AndroidスマートフォンとiPhoneからも利用できる。USBまたは無線でPocketMakerに接続し、出力したい3Dモデルをアプリで選ぶだけでプリントできるという。
プリント用ノズルは交換式になっている。そのため、ノズルの詰まりに悩まされることがない。
利用可能なプリント素材はPLAとABS。一般的な1.75mmフィラメントに対応している。
Indiegogoでの目標金額は7万ドル。記事執筆時点(日本時間11月17日11時)で約4万7000ドルの資金を集めている。キャンペーン期間はあと17日ある。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」