360度の全方位を一気に撮影可能な全球カメラが人気で、小さなメーカーだけでなく、リコーの「THETA SC」やニコンの「KeyMission 360」など、大手カメラメーカーも魅力的な製品を投入している。
そんな盛り上がる全球カメラ市場に、まったく新しい眼鏡型カメラ「ORBI Prime」が登場した。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中。
ORBI Primeは、左右のテンプル(つる)端と、レンズを取り付けるリム両脇のそれぞれに合計4個のフルHDカメラを搭載したサングラス。撮影した映像は、無線LAN(Wi-Fi)経由でスマートフォンに転送し、4K解像度の全球ビデオに変換する。
両手を完全に離したハンズフリーで360度ビデオを撮影できるので、岩登りやカヌーといった激しいアクティビティのシーンも全球ビデオで記録可能。また、サングラスとして装着するため、ヘルメットなどにマウントを介して取り付ける必要がなく、安全性も高い。
IP64相当の防水性、防じん性を備えており、水上や水辺のスポーツ、ほこりの多いアウトドアでも安心して使える。偏光レンズを装着できる構造を採用し、水面の反射光による影響も抑えてくれる。
映像はSDXCメモリカードに保存する。対応可能な最大容量は128ギガバイト。フル充電したバッテリで、90分間の撮影が可能。
Indiegogoでの目標金額は7万5000ドル。記事執筆時点(日本時間11月9日15時)でキャンペーン期間は23日残っているが、すでに目標を上回る約7万6000ドルの資金を集めている。
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