シャープは11月8日、BDレコーダー「AQUOSブルーレイ」に「BD-NW2100/NW1100/WW1100/NW510/NS510」5機種を発表した。進化した録画機能「ドラ丸」を搭載したほか、番組再生が簡単にできる「字幕全文表示」機能を備える。発売は11月25日。
2台目需要が約8割という市場環境を考慮し、レコーダーの基本機能となる「録る」「見る」の使い勝手を突き詰めて開発したという。
録るでは、「ドラ丸」機能をパワーアップ。ドラ丸はドラマ、アニメなど連続する番組をリストアップし、自動的に録画できる独自機能。新機能としてバラエティの新番組にも対応し、録り逃しを防ぐ。ドラ丸として登録できるのは、いずれか1つのジャンルのみ。録画した番組は4週間保存ができ、4週間後には自動消去される仕組み。「予約確定」することで保存もできる。
このほか、人名やカテゴリなどから検索できる番組予約機能も備える。カテゴリではプロ野球からチーム名まで選べるなど、詳細な絞り込みが可能。人名検索は番組主演者約1000名から選択ができる。データベースは「Gガイド」から提供されており、更新は毎日。旬の出演者をもれなくリストアップする。
一方、見る機能では、録画時に取得している字幕データを活用した「字幕全文表示」を実現。シャープ製レコーダーは、番組映像のほか、字幕データ、番組連動データといった「放送波をそのまま録画する」ことが大きな特徴だ。
字幕全文表示機能では、字幕付きで放送している番組のみを「字幕タイトルリスト」でピックアップし、「続きを読む」で全文を表示。1行ずつ送っていけるほか、スクロールでの再生にも対応する。画面左上のサムネイルは、全文表示画面の1行目の内容と連動しているため、番組内容を字幕で把握し、見たい部分から再生もできる。
シャープでは番組内容を5分ごとに子画面表示できる「見どころポップアップ」に、セリフを表示する「セリフ付き見どころポップアップ」を搭載するなど、字幕データを活用した見やすい仕掛けを採用している。
このほか、録画済み番組に「いいね」「また見る」「保存版」「チェック」など8つのスタンプで、視聴状況を把握できる「スタンプ表示」も新搭載。貼り付けたスタンプごとにグループ別表示もできる。
地上、BS、110度CSデジタルチューナをBD-NW2100/NW1100/WW1100/NW510は2基、NS510は1基搭載する。WW100のみホワイトモデルとなり、リモコンもホワイトカラーになっている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」