シャープ、連ドラ録るなら「AQUOSブルーレイ」--見逃さない「ドラ丸」搭載

  • 新AQUOSブルーレイ

 シャープは1月15日、BDレコーダー「AQUOSブルーレイ」に、連続ドラマ録画に最適な「ドラ丸」機能を備えた新製品を発表した。2月16日から順次発売する。

 発表されたのは地上、BS、110度CSデジタルチューナを3基備えた「BD-T3700/T2700/T1700」と、ダブルチューナ機の「BD-W2700/W1700/W570/W570SW」、シングルチューナ機の「BD-S570」の計8機種。S570のみドラ丸機能は非対応になる。

 シャープでは、ドラマをよく録画しているユーザーが多いことからドラ丸の開発を開始。ドラマのみの番組を集めた「ドラ丸リスト」を設けたほか、連続ドラマを4週間分自動で録画できる機能を備えた。

  • 「ドラ丸リスト」画面

 地上波で放送される連続ドラマのみが対象になり、BS、CS放送での連続ドラマ番組は対象外。再放送も除外される。ドラ丸機能で自動録画された番組は、4週間分が保存され、5週目分が録画された段階で1週目分が自動消去される仕組み。これによりHDDの容量を圧迫せずに使用できるとしている。全話残しておきたいドラマは「予約確定」をすることで、保存が可能だ。

 同時刻にドラマ番組が重なった場合は、スタート時間の早いものを優先し、同時刻開始の場合はチャンネル数が若い番組が優先されるとのこと。毎日放送される連続ドラマに関しては28話分が録画保存対象になる。

 HDD容量は500Gバイトから3Tバイトまでがラインアップされ、トリプルチューナ機のみカセット型HDD「スロットインハードディスク(SHDD)」を搭載。全機種USB HDD接続による録画もでき、今回発売のモデルからコンテンツ保護技術「SeeQVault」にも対応する。ネットワークアップデートによる対応を予定しており、シャープでは2013年1月以降に発売されたBDレコーダーにおいてもネットワークアップデートによるSeeQVault対応を実施していく。

 このほか、見たい場面を子画面で検索できる「見どころポップアップ」、番組を見ながら番組予約ができる「2画面見ながら操作」、外出先でも録画番組をスマートフォンなどで視聴できる「外からリモート視聴」などの便利機能はそのまま継承。オペレーターが自宅のレコーダーを遠隔サポートする「あんしんリモートサポート」なども全機種に採用している。

  • BD-T3700(HDD:3Tバイト、想定税別価格:12万円前後)
  • BD-T2700(HDD:2Tバイト、想定税別価格:10万円前後)
  • BD-T1700(HDD:1Tバイト、想定税別価格:8万円前後)
  • BD-W2700(HDD:2Tバイト、想定税別価格:8万5000円前後)
  • BD-W1700(HDD:1Tバイト、想定税別価格:7万円前後)
  • BD-W570(HDD:500Gバイト、想定税別価格:6万円前後)
  • BD-W570SW(HDD:500Gバイト、想定税別価格:6万円前後)
  • BD-S570(HDD:500Gバイト、想定税別価格:5万3000円前後)
  • 「BD-T3700/T2700/T1700」

  • 「BD-W2700/W1700/W570」

  • 「BD-S570」

  • ダブルチューナモデルのみホワイトモデルをラインアップ「BD-W570SW」

  • リモコン

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