ジェイアイエヌ(JINS)は、人工知能(AI)による機械学習を取り入れた眼鏡のレコメンドサービス「JINS BRAIN(ジンズ ブレイン)」(PC/iOS/Android)を、11月11日に開始すると発表した。JINSオンラインショップおよび、全国のJINS店舗にて提供される。
同社によると、これまでもオススメの眼鏡を提案するサービスはあったが、顔型をベースにした簡易的な判定に留まっていたという。それに対し、JINS BRAINでは、実際にJINSスタッフ約3000人が述べ6万枚の画像データを評価することで、JINSオリジナルAIを開発。実際に眼鏡をかけた人の顔画像から、似合い度のスコアを算出するそうだ。
JINS BRAINでは、男性・女性それぞれのスタッフが評価した、男性型・女性型の異なる感性をもつAIを開発しており、将来的には、評価するセグメントを変更することで、子ども型や外国人型といった趣味嗜好に応じたAIの展開も可能だとしている。
さらに、JINSスタッフによるレコメンド機能だけでなく、ユーザー自身でオリジナルのAIを作成できる機能も搭載。画面上に表示される複数枚の顔画像を評価し、人工知能の学習率を上げることで、簡単にAIが作成できるという。
同社は、2007年に本格的な眼鏡のECサイト「JINS オンラインショップ」を立ち上げたほか、2016年3月には高精度3D試着サービス「JINS VIRTUAL-FIT」を開始している。
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