Facebookは先週、ユーザーが選挙で誰に投票するのか決めるのを支援する機能を公開した。この機能では、大統領選挙の候補者だけでなく、州の選挙に関する情報も表示される。地方レベルの選挙の情報も得たい場合は、Facebookに自分の住所を伝えると、地元の候補者に関する情報を提供してもらえる。
Facebookによると、この機能で提供されるデータは、政治的に中立なCenter for Technology and Civic Lifeによって収集され、各選挙の候補者は水平にスクロール可能な画面に順不同で表示されるという。そこから、各候補者のさまざまな問題に対する立場や推薦の言葉、ソーシャルメディアへの最近の投稿、ウェブサイトに迅速にアクセスして、閲覧することができる。
誰に提供するかを決めた後、その情報のコピーを自分自身に電子メールで送信して、投票所に持って行ける機能もFacebookは提供する。
お気に入りの候補者をFacebook上でシェアしたければ、それも可能だ。
Facebookは「Ask for Advice」(アドバイスを求める)ボタンも用意しており、このボタンを押すと、ニュースフィードに投稿するためのウィンドウが開く。Facebookによると、「Messenger」機能を通して、非公開でアドバイスを求めることも可能だという。
選挙に関するソーシャルネットワーク企業の動きとしてはこのほか、FacebookとTwitterがDonald Trump氏とHillary Clinton氏によるこれまでの米大統領選討論会をストリーム配信してきたことなどがある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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