Facebookはインドで急速に成長している。
世界第2位の人口を誇るインドは、Facebookのデイリーアクティブユーザー(DAU)ベースで、最も急速に成長している市場だという。Facebookの幹部社員がインドのビジネスニュースメディアMintに述べた。Mintによると、インドでのDAU増加率は22%で、世界では17%であるという。
製品管理担当幹部のAdam Mosseri氏はMintに対し、「現在最も重視しているのは、次の10億人がネットにアクセスすることだ。インドがその大きな部分を占めるのは明白だ」と述べている。
Facebookは既に莫大なユーザー数を誇っており、6月の平均デイリーアクティブユーザー数は11億3000万人を記録した。6月の月間アクティブユーザー数は17億1000万人だった。
最高経営責任者(CEO)のMark Zuckerberg氏はインドでユーザーを増やす取り組みの中で、さまざまな問題に直面してきた。2月には、インドの規制当局がFacebookの「Free Basics」プログラムを禁止した。Free Basicsは、インターネットアクセスを安価に利用できない地域で、一部のサービスに携帯電話でアクセスできるようにするものだ。この決定は、ネット中立性を支持する措置とみなされた。
インドでFacebookが成長するのは当然のことだとMosseri氏は述べた。同氏はMintの記事で、「米国人の約3分の2がFacebookに登録している。インドでは、人口の3分の2がオンラインにアクセスしているかどうかもわからない」と述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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