Slackは米国時間10月20日、同社が最近到達した一連のマイルストーンを発表した。それには、10月にデイリーアクティブユーザー数が400万に達したことも含まれる。その半数近くは、米国外のユーザーだ。
ウィークリーアクティブユーザー数も580万に達した。有料プランを利用するユーザーは125万以上、チームは3万3000以上となっている。Slackのチームがインストールしたアプリ本数も600万本を突破した。
「Slackプラットフォームの勢いが持続していることは、当社がビジネスソフトウェアのエコシステムで果たす役割が拡大していることを示す重要な兆候だ。われわれが『Slackは仕事が行われる場所』と言うとき、それはメッセージをやりとりする人々だけでなく、世界中にいる膨大な数のビジネス顧客のために仕事の歯車を回す、統合されたワークフローやビジネスプロセス、データストリーム、アプリケーションも意味している」(Slackのブログ)
Slackは今も堅実な成長を享受しているものの、いくつかの大手企業が同社からシェアを奪おうとしている。Facebookは独自の企業向けコラボレーションサービス「Workplace」をリリースした。Microsoftは「Skype Teams」のベータ版を11月に提供するとみられている。その一方で、電子メールが廃れる気配は一向にない。Slackはサードパーティーとの統合(同社が先頃発表したSalesforceとの提携は、大きな勝利だった)、「Sign in With Slack」などの機能を通して、競争力を維持しようと努めている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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