AT&TとTime Warnerが数週間前から戦略的な交渉をしており、その中で大規模合併の可能性についても協議しているという。Bloombergが米国時間10月20日に報じた。
Bloombergが本件に詳しい複数の情報筋の話として伝えたところによると、これらの話し合いは打ち解けた雰囲気で行われており、具体的な合併条件の策定というよりむしろ両社の関係構築が話題になっているという。Bloombergの情報筋によると、Time Warnerの最高経営責任者(CEO)を務めるJeff Bewkes氏は身売りに前向きであり、AT&TのCEOであるRandall Stephenson氏は新しいコンテンツを求めているという。
この記事で、買収金額についての予測は示されていないが、もし実現すれば莫大な金額になるだろう。20日、Time Warnerの株価は3.75ドル上昇し、82.99ドルで取引を終えた。これにより、同社の時価総額は640億ドルになった。そのような規模の企業の買収が実現すれば、AT&Tにとって、490億ドルでのDirecTV買収をも上回る、この10年間で最大のものになるだろう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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