Sansanと帝国データバンクは10月17日、情報サービスにおける包括提携契約を締結したと発表した。
帝国データバンクが提供する「企業情報データベース」「企業間取引データ」と、Sansanの提供する「Sansan」「Eight」の名刺情報データベースをマッチングさせる機能を開発。個々のユーザーのビジネスにおける人との接点(つながり)の基盤である名刺情報に、企業情報を統合する環境を整備し、よりビジネスに結びつく機能を提供する。
帝国データバンクの企業情報データベースは、全国全業種の企業情報を収録した日本最大級のデータベース。また、企業間取引データは、企業情報データベースをもとに、企業間にとどまらず産業間、地域間のつながりをも分析するものだ。
一方、Sansanが運営するSansanは、組織内の名刺をデータベース化してシェアする法人向け名刺管理サービス。Eightは、名刺管理機能にソーシャルの仕組みを取り入れた個人向け名刺アプリだ。
今後は、AIによる営業先の自動提案機能や、新たなビジネスモデルの開発を検討するという。
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